2022年11月2日
AKB48劇場 「僕の太陽」公演 17時30分開演
※岡田奈々、24歳残りわずか
(5日後に25歳を迎える)
※仕切り:村山彩希
お手紙
向井地美音より
※代読:村山彩希
なぁ様へ
もうそろそろ25歳になるとは思いますが、言わせてください。24歳のお誕生日おめでとう!
私たちの仲が深まったのはシングルで言えば「ハイテンション」ぐらいの頃。
真面目と呼ばれたなぁちゃんと、優等生と呼ばれた私。
本当の自分を見せたら周りにガッカリされるんじゃないか、嫌われるんじゃないか。そんな怖さからなかなか素を見せることができずに悩んでいた時、同じ思いを抱えたなぁちゃんの存在に気づきました。
自分にも他人にも礼儀にも時間にも厳しいなぁちゃんは、後輩の私から見て完璧人間だと思っていたけれど、本当はちゃんと欠けているところもある、皆と同じ普通の女の子でした。
そんな人間らしい部分を見て、私はなぁちゃんのことが大好きになったし、この先ずっと支え合いたいと思ったのを覚えています。
それからちょうど6年。今では一緒にYouTubeをやって、戦友であり親友だと言えるぐらいマブダチになったね。
真面目な部分はもちろん今でも変わってないけれど、「下ネタが大好き」と堂々と言えるようになったり、変態丸出しの写真を撮るようになったり、本当のなぁちゃんを周りにもたくさん見せてくれている気がして凄く凄く嬉しいです。
あの頃よりお互いは少しは楽になれたのかな? だけど今でも折れそうなぐらい細い体で、壊れそうなぐらい繊細な心で自分を削りながらグループのために頑張ってくれている姿を見ると心配になります。
圧倒的な歌唱力、目を奪われるパフォーマンス、そして皆が慕う人間性。やっぱりなぁちゃんは普通の女の子じゃなくて、凄い人。誰にも真似できない私たちのスターです。
だからこそ、もう後輩という立場ではなく友達として私はなぁちゃんのどんな弱い部分を見たとしても絶対に変わらずにそばにいるから、少しでもなぁちゃんが楽になれるようにこれからも支えさせてね。
いつもAKB48の先頭に走ってくれてありがとう。真面目だけど自由で大胆なあなたが大好きです。
おんこと向井地美音より

(手紙後)
岡田奈々「今日ちょっとお仕事でおんちゃんは来れないということで寂しいなと思ってたんですけど、まさかお手紙をね、忙しい中で書いてくれるなんて。おんちゃんからもらったことないよね? 初めて。だから凄い嬉しいし、おんちゃんはほんとに私の人生の中でマブダチと呼べる存在だし、戦友でもあるっていう、本当にAKB48の仲間としてもだし、プライベートの親友としてもこれからもずーっとずーっと大切にしたい人です」
生誕スピーチ
24歳の1年はどんな1年でしたか?月日が経ちすぎてるので、もう24歳を振り返ってもいいですか? もうちょっとで24歳が終わるので。
24歳はいったんAKB48の活動から一歩離れてみて、たくさんのミュージカルに挑戦させていただいて外の世界を見て参りました、初めて。
そしたら、なんか自分は、なんか世界の中の凄くちっぽけな人間で、まだまだ未熟者で、何にもできない、何も知らない人だったんだなっていうのを改めて気づかされて、現実を突きつけられた24歳でした。
でもそれはマイナスな意味ではなくって、「あっ、じゃあもっともっと私にもできることがあって、知れることがあって、もうAKBには10年在籍してるけど、まだまだやれることってあるんだ」っていう風に前向きに考えたし、なんだろうな、その一緒に共演してくださった素晴らしい表現者の皆さんからたくさんの刺激をいただいて、で、そっから私も「こんな風になりたい」とか「もっと人の心を動かせる人間に、表現者になりたい」っていう風に思えたので。
私、明確な将来の夢がずっとなかったんですよ。ただもう今は自分の中で明確にあるなっていうのが色々あって、やりたいことがいっぱいあって。
まずは、そういう、なんだろう、たくさん歌うこと、たくさんステージに立つこと、ステージに立って輝くこと、そして夢はディナーショーをすることと全国ツアーでライブを回ること、全国を回ること、あとはいずれ日本武道館を満員にできるぐらい、1人で、歌をうたえるようになること、そして欲を言えば自分の人生の全てを詰め込んだフォトブックを作ったりとか。なんだろう、私の本当の私? たぶん、やっぱアイドルだから言っちゃいけないことっていっぱいあるんですよ。
だからいつか自分のすべてをさらけ出した、皆さんに本当の私を知っていただきたいからこそのフォトブックとかを。写真集とかじゃなくて、水着とかそういうんじゃなくって、なんか素敵なフォトブックを出せたらいいなとも思うし、今年作詞を始めまして、今のとこに2曲、自分のソロ曲とBNK48さんの楽曲を作詞させていただいたので、これから先も作詞を続けて、自分の感情だったり自分の思う気持ちを歌にして皆さんにお届けしていけたらいいなと思うので、とにかく素敵な表現者になることが今の私の一番の夢であり目標です。
※村山彩希「今年で10年目?」
そう、そのデビュー10周年でソロコンサートをやらせていただいてより一層1人で歌っていく未来っていうのを見据えて、まだまだ頑張らなきゃいけないなっていう風に思いました。
※村山彩希「10年目になってもこんだけ向上心がまだまだあるっていうのはファンの人からしても凄い嬉しいことだと思うし、応援しがいがあると思います」
※2分43秒
この先の目標とかさっき言わせていただいたことなんでもうバッチリですし、まぁもっともっと、欲望まみれなんですけど、またね、彩希ちゃんと2人でコンサートもしたいし、ゆうなぁもぎおんでコンサートもしてみたいし、まぁ凄く大きな夢になってしまうけどAKB48で東京ドームだったり、また大きな、武道館だったり大きなステージで皆でライブができること、そして単独でまたシングルをリリースできることっていうのはやっぱり変わらず目標として持ってます。
言うだけタダなんで、もしも叶わなかったとしてもいいから自分のやりたいこととか夢とか目標とか好きなこととかはしっかり言葉にして伝えていきたいと思います。
※43秒
素敵な生誕祭を開いてくださった皆さんにメッセージ私、今日の占いのランキングが凄く良くって。で、ラッキーカラーが白だったんですね。そしたらスタンドフラワーのお花がけっこう白かったんですよ。だから、偶然なんだけど、必然だな~とも思って皆さんの愛情凄く感じましたし、なんだろう、ここまで10年っていう長い月日AKBをやってこれたのはやっぱりずっと変わらずに応援してくださっているファンの皆さんのおかげだと思うし、10年前からね、私がまだ何もわからない14歳の時から応援してくださってる方もいれば、最近私のことを知って好きになってくれた方もたくさんいらっしゃってそれも凄く嬉しいし、あとはやっぱりこうやってそばにいて私がどんなこと言っても笑顔で許してくれる優しいメンバーの皆と、私がけっこう自由奔放に動いても何とか、何とかしてくれるスタッフさんとか、そう、そういうたくさんの人に支えられて私はここまで来れているので、やっぱりその皆さんへの感謝を、恩返しをするために、んー、どうだろう、皆さんにとって何が恩返しになるかがまだちょっとわかってないんですけど、例えば直接会ってコミュニケーションを取ることとか、私がステージに立って表現者であることとかそういうことが少しでも恩返しになるのならばそこに向けて精一杯成長する姿をこの先も見せていきたいなと思っているので、私は皆さんのことがとにかく大好きです。
最近「大好き」ってたくさん言うようにしてて。やっぱり明日死んでもいいように、そう、何があるか人生ってわからないから、なので悔いのないように最近よく「大好きだよ、愛してるよ」っていう風に言ってるので、皆さんも良かったら恥ずかしがらずに、ねぇ
※茂木忍「大好きだよ」(客笑)
なんか声低い(笑)
そう、だから私は支えてくれてるスタッフの皆さんのこともマネージャーさんのこともメンバーのことも応援してくれてるファンの皆さんのことも友人も家族も皆みんな本当に愛しています。
これからも愛し続けていくので、その重さに潰れないように皆さん頑張ってください。今日はありがとうございました。
※2分17秒 (合計5分43秒)

(スピーチ後)
岡田奈々「重い女だからね」
本日24時よりアーカイブ配信開始