2022年6月23日 STU48「僕の太陽」公演 18時30分開演

お手紙
母より
※代読:高雄さやか
本日は原田清花生誕祭を開いていただき、本当にありがとうございます。
準備に携わっていただきました全ての皆様に心より感謝申し上げます。
さやちゃん、21歳のお誕生日、そして初めての生誕祭おめでとう。
早いもので広島で誕生日を迎えるのも3回目になりますね。
STU48に加入してから約2年半。これまでのことが思い出され、とても感慨深い気持ちです。
高校3年生の秋、自分の未来に希望を持てずに悩んでいたあなたにSTU48第2期生オーディションが開催されることを知り、勧めたのは私でした。
小さい頃から目立つことや人前に立つことが苦手だったあなたが本当に受けることになるとは思っていませんでしたが、自分で受けることを決めて、オーディションに参加することになりましたね。
おかげさまで合格させていただき、1人で広島に旅立つことになり、あなたの環境は一変しました。
慣れない生活、未経験のダンスに追い込まれて泣きながら電話をしてくるあなたにどうしてあげることもできなくて、ただ「頑張って」としか言えず、胸が張り裂けそうな思いでした。
お披露目イベントは福岡から配信で見ていたのですが、不安げな表情のあなたの姿が映るたびに心配でハラハラしながら見たことを思い出します。あの頃から見ると成長しましたね。
それからは広島での生活にも少しずつ慣れてきて、色々なお仕事もさせていただけるようになってきましたね。
6枚目シングル「独り言で語るくらいなら」で選抜に選んでいただいたり、先輩方と一緒に武道館のステージに立たせていただいたり、夢のような活動の中でもいつも自分に自信が持てずに悩んでいましたね。
理想と現実のギャップに苦しみ、心と体が限界に達してしまい、しばらくの間活動を休止することになりましたね。
どれぐらいの期間休むことになるのか、活動を再開することができるのかもわからずに不安な日々を過ごす中、応援してくださっている方たちからのお手紙が届けられました。
一通ずつ読んでいたあなたをふと見ると、涙が頬を伝っていました。待ってくれている方たちの温かいメッセージにあなたの心はほぐされて、活動を再開することができましたね。
昨年研究生から昇格することができ、正規メンバーとしての活動が始まりましたね。
これまでは楽しいことよりもつらい思いをしてきたことの方が多かったと思いますが、色々な経験をしたことによって成長できたこともあったのではないでしょうか。
最近は自分自身としっかりと向き合い、苦手なことからも逃げ出さず、あなたなりに本当によく頑張っていると思います。
これから先もうまくいかずに思い悩むことがたくさんあると思いますが、いつも温かく見守ってくださっている運営の皆様、優しい先輩とメンバーの皆さん、そしてどんな時でもあなたのことを応援して支えてくださっているファンの皆様への感謝の気持ちを忘れずに笑顔で活動することができるよう願っています。
最後に。清花という名前のように心の綺麗な女性に成長してくれたこと、本当に嬉しく思っています。
21歳のさやちゃんの清らかな笑顔の花がたくさん咲き誇りますように。
母より

(手紙後)
原田清花「私、絶対泣かないって思ってたんですけど、ちょっと思ったより涙もろかったです」
生誕スピーチ
私も皆さんにお手紙を今日書いてきたので、読ませていただきたいと思います。
今日はこんなに素敵な場を用意してくださって、本当にありがとうございます。
私の誕生日をこんなにたくさんの方にお祝いしていただけるなんて凄く凄く幸せなことだなぁと思います。
アイドルになってから約2年半、とても濃い期間でした。
もともと人前で話すことも、注目されることもどうしても苦手で、やっぱりアイドルは向いてないなと今でも3日に1回は考えていますが、今もこうして皆さんと一緒にいられるのはどんな時も支えてくださった方々のおかげです。本当に感謝してもしきれない2年半です。
人の温かさに救われることも、生きることがこんなにも苦しいんだと思うこともたくさんありましたが、これまで経験した全てのことが今この場所に立っている私につながっていると思うので、これまでの気持ちを全部原動力に変えて、支えてくださる方々への感謝を忘れず、前に進んでいけるように頑張ります。
私も苦しんでいる誰かに寄り添えるようなアイドルとして、見てくださる方にパワーを送れるように頑張りたいです。
もう少しSTU48原田清花を見ていてくださると嬉しいです。
今日は本当にありがとうございました。
21歳もよろしくお願いします。
※1分29秒


実況ツイート
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