2022年4月10日
SKE48劇場 大場美奈生誕祭イベント 17時開演

※仕切り:青木詩織
お手紙
北野瑠華より
るんるんへ
30歳のお誕生日おめでとう。
るんるんのアイドル最後の生誕祭だというのに、お手紙を私に任せるなんて、るんるんのファンの方、完全にミスってます。
瑠華はそんなにいいお手紙は書けないし、たぶん泣いちゃいます。
でも頑張って書きました。
でも泣いちゃったらごめんなさい。
卒業コンサートも無事に終わってSKEで過ごせるるんるんとの時間が残り少なくなってきました。
卒業したからって会えなくなるわけじゃないし、きっとこれからも変わらず皆でご飯行ったり、遊びに行ったりするんだろうけど、とにかく今は凄く寂しいです。
チーム4として岐阜に来てくれた時はるんるんのことをテレビで見るアイドルだとしか思っていなかったけど、今では大好きなお友達、そして心から尊敬する先輩です。
個人仕事で忙しい時もチームのことを考えて動いてくれたり、悩んだりつらい思いをした時は一番の味方でいてくれて、私たちに何かを伝えてくれる時は誰も傷つけないけど1つ1つの言葉に重みがあって心を動かすような言葉をかけてくれて、夢や目標を叶えるために本気でファンの人と向き合っていて、その夢を叶えるかっこいい姿も見せてくれました。
るんるんの13年間の全てを知っているわけじゃないけど、途中から出会った瑠華がこんなにもるんるんの素敵なところを知っているんだから、間違いなくるんるんはファンの方にとって最高のアイドルだし、私たちメンバーにとっても尊敬できる憧れのアイドルです。
こんな素敵な人が先輩で、リーダーで、お友達で良かったです。
いつも瑠華と遊んでくれてありがとう。居心地のいい、楽しいチームを作ってくれてありがとう。瑠華のこと信頼してくれて、頼ってくれてありがとう。そしてSKEに来てくれてありがとう。
いつも隣にいてくれたるんるんがいなくなるのは寂しいけど、卒業してもずっとお友達でいてね。
そして卒業まで残り2週間。最後まで皆で楽しいことして、思い出たくさん作ろうね。
瑠華より

(手紙後)
大場美奈「読めたね。ありがとう」
北野瑠華「マジでミスってる、これは」
大場美奈「いやでも私の相棒だから、やっぱり。私と瑠華が5月までのね、このチームKIIのリーダー、副リーダーだからさ、私としてはとっても頼れる頼もしい相方です」
生誕スピーチ
まずは今日の生誕イベントに来てくださった皆さん、本当に本当にありがとうございます。
そして配信を見てくださってる皆さんもありがとうございま~す。
さぁ、ついに最後の生誕です。もう、ね、気づいたらこのグループに入ったら気づいたら生誕祭というものが始まっていて、ねぇ、最初はそんなに、なんて言ったらいいんだろうな、あんまり生誕祭に対して特別な感情は特になかったんですけど、SKE48に来てやっぱりグループで生誕祭に取り組む取り組み方っていうのが凄く違っていて、なんかSKE48に来て、もう私は実物のケーキの時代に間に合わず、それだけちょっと後悔、もうちょっと早く来てたら実物のケーキに出会えてたのにって思うんですけど、でもほんとにとっても楽しいなんか、ほんとに生誕祭の、なんだろう、企画やってるなーと思って。
それからこう色んなメンバーの、なんか色んな企画に憧れたりして「私もあれがいい、これがいい」ってたくさんたくさんわがままを言って、「これはやだ」とか、なんか「あれはやだった」とかたっくさん皆さんに色んなことを言ったと思いますが、今思えば本当に、そんなちょっと失敗しちゃうところも私の可愛いファンの皆さんだなと凄く愛しく思います。本当にたくさんたくさん色んなね、生誕のイベントやってくださって本当にまずはありがとうございます。
そうですね、まぁ卒業公演も控えていますので振り返ったりとか、こうなんだ、感謝の気持ちっていうのはまた最後に取っておこうと思うので、今日は未来の話をしたいなと思って。
もう30歳になって、もう10日ぐらい経ちましたが、あのほんとに、そうですね、もう今はSKE48として最後まで皆と楽しくアイドルをやりきること、もうその1日1日、このステージの時間もそうだし、楽屋にいる時間だったり、ただ単に劇場に向かってる時間だったりとかも、「あっ、こうやって皆と一緒にいる時間がもうすぐなくなっちゃうんだな」って思うと凄く寂しくもありますが、とってもとってもなんか、この時のことを一生目に焼き付けておこうって思えるぐらい今本当に1日1日、1分1秒を楽しく過ごしてます。
そして、昨日ね、握手会っていうかトーク会のイベント最後迎えまして。
本当にファンの皆さんと、こう目と目を見て話して思ったんですけど、やっぱりこのグループに入って何よりの大切な宝物は皆さんだなと思いました。だってこんなにわがままで、こんなに口が悪くて、別にスタイルもめっちゃいいわけじゃないし、まぁ顔は可愛いかもしれないけど(客笑 → 拍手)
でね、でももしかしたらね、それこそもっともっと魅力的なメンバーだったり、皆が憧れてる「こんなメンバーだったらいいのにな」って思う人たちもたくさんいる中でこんな私を選んでくれて、「好き」って言ってくれて、応援してくれてるなんて、多分人生で、んー、今後そんなにあることじゃないと思うんですよ。
だから私は本当に、これからこの劇場を旅立った後は皆さんをどうやって幸せにしていこうかなって凄く考えてます。
やっぱりアイドルとして出会ったので、きっと歌ったり踊ったりしてる姿が見れないのとか、この劇場に立てない私にきっと魅力を感じない方もこの先出てくると思います。
でも私は魅力を感じてくれてる以上、そんな皆さんをもう一番に楽しませたいし、なんか「大場美奈を応援してて良かった」って思って欲しいし、いつか皆の自慢になりたいなって思うので、やっぱりここで皆の心を離すわけにはいかないと、むしろ私は旅立ったあと一番に皆さんの心を、んー、つなぎとめるのはちょっと違うけど、皆さんの心を離さないでどうやっていられるかなって考えることが今の楽しみでもあり、全力をかけたいなと思っていることでもあります。
なんか、私はずっと言ってますけど、絶対に「サヨナラ」は私からは言いません。皆さんはもしかしたら「サヨナラ」って、ねぇ、言うこともあるかもしれないし、言わずに去ることもあるかもしれないけど、私からは絶対に皆さんに「サヨナラ」は言わないつもりです。
そしてたくさんの方に言われるんですけど、「私、将来ディナーショーをやりたい」って言ったじゃないですか。おばあちゃんになった時にディナーショーがやれるぐらい凄い人になりたいって言ったんですけど、たくさんの方から「みなるんがおばあちゃんになった時、僕たちは」って言われて(客笑&拍手)
本当に、ほんとにごめんなさい。なんかそういうつもりで言ってたんじゃなくて、私がディナーショーをやるぐらいになるにはおばあちゃんになるまで時間かかるなと思って、おばあちゃんになったらって思ったんですけど、「もっと早くやって欲しい」って言ってくれたので(拍手)
なので、ディナーショーをやるっていうことはね、やっぱり歌をうたったりとかするっていうことだと思うので、これから私はこのアイドル人生で歌なんてほんとにへたっぴだったので、得意だなんて一言も言えたことは1回もありませんが、これからは皆さんの前だけでちょっと歌をうたったりとかしながら、そして、そうですね、30代のうちに1回ディナーショーをやりたいなって思います。(拍手)
それなら間に合うよね? 皆、間に合うよね?
はい、なので、これから皆さんときっと、このSKE48にいたからこそできる楽しい思い出、今まで多分たくさんあったと思います。
なので、これからはSKE48っていう大きな船には乗れなくなりますが、私自身の自己プロデュースで色んなことができると、色んな可能性があると思ってるので、きっと、まぁ今は現役のメンバーと過ごす時間が多いですが、旅立ったら卒業生のメンバーと過ごすことが多くなると思うし、そうなったらまた今まで見れなかった形で、色んな形で楽しいことができるんじゃないかなとか色んなことを考えてたりするので、まぁ卒業後はお芝居を中心にやっていきはしますが、ファンの皆さんとの絆はこのSKE48で作ってきたこの絆と変わらない形でこれからも楽しいことを皆さんと作っていきたいなと思っておりますので、皆さん是非あの、何か、まぁね、もしかしたら失敗しちゃうこともあるかもしれないけど、そんな時は是非「これダメだよ、あれダメだよ」とか、なんか皆さんのいつでも近くにいたいので是非何でも、良かった時はたくさん褒めて欲しいし、ダメだった時はいっぱい叱ってください。
これからも、関係はアイドルとオタクではなくなりますが、皆さんはこれからはファンになるということで、ファンとして皆さんこれからも私とずーっとずーっと私がおばあちゃんになるまで、そして皆さんがおじいちゃんになるまで、もう今おじいちゃんの方はもっとおじいちゃんになるまでこれからもずっとずっと仲良くしてくれたら嬉しいなと思います。
本当に本当に皆さん、最後の生誕祭たくさんお祝いしてくれてありがとうございました!
※8分19秒
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