2020年10月24日 大阪城ホール
「NMB48 吉田朱里卒業コンサート ~さよならピンクさよならアイドル~」
お手紙:白間美瑠から吉田朱里へ
アカリンへ
アカリンと出会って10年。本当に本当に色んなことがあったね。
アカリンと初めて話したのはオーディションの3次審査で、隣に座った時だったね。
前髪もちょんまげみたいに上げて、大きいリボンを付けて、年齢の割に大人っぽい服装で、スタイル抜群。お顔はお人形さんのように綺麗だったのを今でもはっきりと覚えてます。
その時から女子力パワーを放ちまくりでした。
デビュー間もない頃は目が回るくらい忙しくて、次から次へとやることがいっぱいで、何もかもが初めてのことで皆あたふたしながら、もがきながら必死でやってきたね。
いきなり富士山に登りに行ったり、グリコさんのBREO(ブレオ)CM争奪戦をしたり、青春ガールズ公演は2週間で死ぬ気で覚えたりしたね。
忙しくてつらいこともあったけど、皆で乗り越えてきて、どんな時もライバルであり、どんな時も最高の仲間だったね。
アカリンは何でもさらっとできるイメージだけど壁にぶち当たることもあったね。
でもいつも自分で考えて、自分の方法でその壁を乗り越えていくのが凄くかっこよかったです。
1期生は私にとってほとんどのメンバーがお姉ちゃんだったけど、アカリンは高校も同じだったし一番距離の近いお姉ちゃんでした。
いつも直球な意見を言ってくれるから凄くわかりやすくて心に響いていました。
おバカな美瑠に合わせてわかるように言ってくれてたんかな~?
※吉田朱里「そうだよ(笑)」
今もとっても後輩思いで、面倒見がよくて、会議でもビシッと意見を言う最高にかっこいいお姉ちゃんアカリンです。
そしてアカリンと言えばYouTube。はじめは「何を始めたんかな?」と不思議な気持ちで見ていたけど、毎日毎日コツコツと努力し、アカリン、やりたいことがどんどん形になっていき、今の凄い実績を作り上げたこと、心の底から感動しています。
「自分でチャンスをつかむ」とはこういうことなんだと皆に見せつけてくれました。
NMBにとってもこんなやり方があるんだと、こういう道もあるんだと教えてくれました。
アカリンが作った道は新しい風、新しい応援してくださる皆さんを見つけてくれました。
でもそれは簡単なことではありません。休憩中や移動時間、寝る時間を削って頑張ってる姿を近くでずっと見てました。
「継続は力なり」それができるアカリンはどんな場所でもこれからももっともっと輝き続けると思います。
アカリンと最後の2人の1期生になれてとってもとっても嬉しいです。
でも最後が、最後の1人が美瑠で内心大丈夫かって心配してると思うけど、後輩メンバーと皆でNMBをしっかり盛り上げていくので心配ご無用です。
※吉田朱里「心配してないよ」
でもたまには帰ってきてアカリンの厳しい意見をお願いします。待っております。
アカリン、本当に本当に10年間ありがとう。これからもキラキラ輝いて世界一の女子力おばけになってね。
朱里! 大大大大大大大大大好きです!
本当にありがとう。