2020年1月7日
NMB48劇場 山本彩プロデュース「夢は逃げない」公演 18時30分開演
※仕切り:原かれん
清水里香からのお手紙
(代読:小川結夏)
まりんちゃんへ
二十歳のお誕生日おめでとう。
そしてチームNの昇格もおめでとう。
同じチームになれて嬉しいです。
誰かわかったかな?
菖蒲まりん「わからん」
りかてぃーこと清水里香です。
菖蒲まりん「えー!」
初めてまりんちゃんに会った時の印象は、凄い前髪が海苔みたいで(客笑) 初期の私と似てる子がいるなーって思いました(笑)
6期生が加入して、ファンの方から「りかてぃーのことをめちゃくちゃ好きな後輩がいるよ」って教えてもらってビックリしたけど、自分のことを好きな後輩がいるなんて思っていなかったので凄く嬉しかったよ。
でも、それからはなかなかまりんちゃんの方から私に話しかけてきたりしてくれなくて、私から話しかけても目を見てくれないし、遊びに誘っても「整骨院があるんで」と整骨院に負けたり(客笑)
あれ~? 私のこと好きじゃないんじゃないかな?なんて高校生の付き合う前の男女みたいな感じになってました(笑)
でも、どうやらまりんちゃんは自分から行くのが苦手なタイプだと色んな後輩ちゃんたちが必死に教えてくれました。
それに私が他の後輩メンバーと仲良くしてたり、お泊りをしていると病んじゃったり、SHOWROOM配信であらぶっちゃったりと、「本当に私のことが好きじゃん」と思って。今ではそれが全部愛おしいです。ありがとう。
そしてまりんちゃんがポップティーンの出演をかけたSHOWROOMイベントの時に私をゲストで呼んでくれた時、配信以外でも色んな話をしたよね。
やっぱりこの世界は自分が思っている以上に大変で、正直悔しいこと、つらいことの方が多くて、やっても意味ないじゃんってひねくれちゃう時もたくさんあるよね。
でも、やっても意味ないことなんてひとつもなくて、その結果が出るのが早いか遅いかの違いだと私は思っています。
私は多分その遅い人の方だと思います。
でもまりんちゃんがSHOWROOMで私を見つけてくれたみたいに、まりんちゃんのことを見て「明日も頑張ろう」って思ったり、「私もアイドルになりたい」って思ってくれる人が絶対にいると思います。だから自分を信じて頑張って欲しいな。
まりんちゃんはすんごいダンスが上手で、公演でもいつも堂々としてて凄いなって思うところがたくさんあります。
YNNでのオセロ番長もめちゃくちゃ面白い。それに前髪も海苔じゃなくなってきて、どんどん可愛くなってます。だから自分に自信を持ってほしいです。
上から目線なことたくさん言ってしまったけど、私もまだまだ全然ダメダメだから、まりんちゃんにずっと好きな先輩って思ってもらえるように私も頑張ります。
きっとこの先もつらいこと悔しいことが今まで以上にあるかもしれないけど、そんな時は私のところに来てたくさん愚痴ってください。
同じチームNのメンバーとして一緒に頑張りかてぃー!しようね。
そしてこれからもたくさんよろ清水里香!(客笑)
改めて二十歳の誕生日おめでとう。
清水里香より
P.S.
今度は整骨院に入っていない日に2人で遊びに行こうね。
母からのお手紙
(代読:貞野遥香)
愛するまりんこちゃん、ハッピーバースデー!
二十歳のお誕生日おめでとう。
成人になった今、そこからの景色はどうですか? (サササ サイコーかな? ニコちゃんマーク)
当時ミレニアムベビーと菖蒲家では話題でしたが、1999年12月29日、出産予定日より3日早く午前5時48分、体重2874グラム、菖蒲家の長女として生まれてきてくれました。
とてもとても可愛くて、こんなにも愛おしいと思ったことは父と母の人生の中で初めてでした。
思い返してみますと、まりんは幼い頃からとても活気で、目立ちたがり屋さん、おしゃべりが大好き、純粋の正統派タイプの子でした。
無難なタイプとは言えない性格のお子様でしたので、母はまあまあ苦労しましたが、今ではとても懐かしく思います。
物心ついた頃から「テレビの中の人になりたい」と憧れを抱いていましたね。
年長さんから小学生にかけて2年ほどダンス経験をしたまりんですが、ある日の出来事です。
ダンスコンサートへ向けて厳しい集中レッスン真っ只中に先生から「センターで踊ってみなさい」と指示があり、嬉しすぎたまりんは勝手にアドリブを効かせ、ロボットダンスをし始めてしまったではありませんか(ビックリしたー。あの時はとてつもなく驚いてしまった)
先生からはもの凄く大きな大きな雷が落ち、きつく叱られたこと覚えてますか?
菖蒲まりん「覚えてません」客笑
やってしまったことはとてもいけないことでしたので、母も叱ってしまいましたね。
しかし心の中では「なんて面白い、頼もしい子だなぁ~」と感じたこと、今でも鮮明に覚えています。
小学生となり、マイケルジャクソンに憧れを抱くようになりましたね。
バレエ教室クリスマス会余興ではマイケルになりきって、腰を振りながらの扉が開き、入場してきた時は会場が大爆笑(曲:ビリージーン)
高校生になると海外の方とコミュニケーションを取ったり、日本の文化を海外へ伝えることに興味を持ち、留学などを通して積極的に活動に励むなど、あの頃の経験や思い出は一生の宝物となったことと思います。
そんななか昨年進学のため東京へ向かったはずのまりんが、大阪を拠点に活動しているではありませんか。幼い頃からハラハラドキドキすることが多かったですが、このことは本当に驚きました。
北海道から東京、そして東京から大阪へと大きなお引越しをし、右も左も全くわからない中、大阪での生活が始まり、NMBさんでのレッスンが開始されました。
日々慣れない環境の中、生活面で苦戦している様子でしたね。
そんな中、ファンの皆様から優しい言葉やアドバイスをしてくださっている様子をSHOWROOM配信などを通して知りました。
父も母も心がホットになり、その度に少し安心することができました。ファンの皆様、いつもまりんをたくさん支えてくださり、応援してくださり本当にありがとうございます。
6期生オーディションから始まり、研究生公演の初日メンバーオーディション、チーム新公演の研究生枠初日メンバーオーディション、そしてポップティーンイベントやバチバチキャンプとたくさんの山を乗り越え、泣いて笑って、人生で一番充実した年になったことと思います。
6月に行われましたポップティーン誌面出演権争奪バトルでは全国のファンの皆さんと一致団結し、一心同体となり、共に歩んだ10日間でしたね。
期間中盤ではファンの皆さんの支えなしではモチベーションを維持することすらままならない状況となってしまいましたね。
この企画を通して、時には人に助けを求め、人に甘えたり、人に寄り添うことの大切さを学んでくれていたら母は嬉しいです。
最後の最後まで順位が入れ替わる接戦は続き、2位からは結果が全く見えない、まりんにとってもファンの皆さんにとっても本当に苦しすぎる戦いとなりました。
後半は父も母も涙なしではいられなかったです。
この企画を通して、まりんを全力で支えてくださったファンの皆様、先輩、メンバーすべての皆様へたくさんの感動を本当にありがとうございました。
2019年は学業のことでもの凄く大きな決断をする年となりましたね。
これから先つらいこと苦しいこと、時には思い悩むこともあるかと思います。
しかし苦労してやっとの思いで掴み始めた夢だと思います。どんな時もあきらめないで、目標を明確に高く持ち、手を抜くことなく、気を抜くことなく、自分自身に甘んずることなく日々精進する心を大切にしてほしいです。
気持ちを冷静に、焦らず努力するのみです。というよりかは我武者羅になっちゃっていいのです。楽しもうぜー!
壁が立ちはだかれば壊せばいいし、自分の殻を破きたければ迷わずどんどん破っちゃってください。全ては自分次第なのです。
2年目もまだまだ始まったばかりです。さぁーまりん。一呼吸おいて夢に向かってファイティン! 道産子魂で頑張るべさだよ。
忘れないでね。父と母はいつもまりんを応援してるべさ。
NMB48さんへ加入してから出会うことのできました運営の皆さんをはじめスタッフさん、いつも適切なアドバイスをくださり相談に乗ってくださるマネージャーさん、ダンスの先生、キラキラ光り輝く魔法をかけてくださる衣装さんとメイクさん、たくさんの優しい先輩方、親愛なる同期メンバー、全ての皆様いつも本当にありがとうございます。
1人の人としてもっと大切なあり方など、親ではなかなか教えることのできないことを日々学び、毎日が身をもってのお勉強のようです。
こうしてあなたが素敵なレディへと勢いよく、たくましく、清らかに成長していく姿を見ていられることが父と母は何よりも一番嬉しいです。全ての皆様に感謝しております。
本日はお忙しい中、とても素敵な心温まる生誕祭を開催してくださった生誕実行委員の皆さん、心からありがとうございます。
いつもどんな時も全力で応援してくださるファンの皆様、運営の皆様、スタッフの皆様、メンバーの皆様、モニター観覧、DMM配信を見てくださっている皆様、本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。
まだまだ未熟な娘ですが、今後ともご指導のほど、どうぞよろしくお願い致します。
母から最後に一言。くれぐれもお体には気をつけてくださいね。お料理も少しはたしなみましょう。野菜もいっぱい食べましょうねー!
ちこちゃんこと母より
(8分12秒)
生誕スピーチ
まずはNMB48シアターに足を運んでくださった皆さん、DMM配信、モニター観覧をしてくださっている皆さん、スタッフの皆さん、そしてメンバーの皆、こんなに素敵な生誕祭を開いていただき本当にありがとうございます。(拍手)
去年も生誕祭をさせていただいたんですけれど、生誕Tシャツを作ることができなくて、今年はやっとまりんが大好きなエメラルドグリーンの生誕Tを作ることができて本当に嬉しいです。着てくださってる皆さんも、まりん色のアイテムを身につけてくださってる皆さんも本当にありがとうございます。(拍手)
19歳の年は精神的にも体力的にも山あり谷ありな年だったんじゃないかなと思います。
自分の中で一番頑張ったと言えるくらい本当に全身全霊で全力で取り組んでいた年だと思っています。
まずは大組閣があり、「N Pride」公演の初日メンバーに選んでもらったこと、そして去年目標として掲げていた「全公演に出演する」という夢を年内に叶えられたことが本当に嬉しかったです。
また夏にはSHOWROOMイベントでポップティーンの誌面に載るバトルを参加させていただいたんですけれども、たくさんのファンの皆様やたくさんの先輩方に支えられて第3位を頂くことができました。
私は先輩に甘えることも苦手で、人を自分から頼ることも苦手だったんですけれども、この去年の夏のイベントを通して人を頼ってもいいんだ、もっと甘えてもいいんだと思うことができて、本当に自分自身成長できたなと思っています。
またYNNさんでは
オセロ番長という謎のキャラクターをつけていただくことができて、自分自身、自分はどういう見られ方をしているんだろうとか、自分のキャラクターに悩んでいたりした時期もあったので凄く嬉しかったです。
こんなにたくさん嬉しいことがあったんですけれども、去年一番悔しかったのは難波鉄砲隊のメンバーに選んでいただくことができなかったことです。
一緒に頑張ってきたと同期達がメンバーの中に入っていて、自分は何でそこにいなかったんだろうとか、自分は何が足りなかったんだろうってこのメンバーの発表があってから思い悩むようになりました。
握手会でも「まりんちゃんは一番何を頑張ったの?」とか「まりんちゃんと言えば何だろうね」って言ってもらうことが多くて。
それで自分は何を頑張ったとか、自分のイメージと言えば何?っていう回答を完璧にできなかったのが凄い悔しくて。
なので二十歳になって、昇格という夢も叶ったので、ここからはチームメンバーとして先輩方を追い越す勢いで、そして自分とは、
自分と言ったら何なのかとか、なんだろうな、
自分を探し続ける年にしたいなと思っています。
それが見つかれば絶対にNMB48の活動の中で良い報告ができると思うし、ファンの方の喜んでいる笑顔が見れるんじゃないかなと思っています。
そして、去年はやりたいことがたくさんありすぎて色んなことに手を中途半端に出してしまって完璧にこなすことができなかったので、今年はひとつひとつ明確な目標をもって、しっかりと叶えていく年にしたいなと思います。
まずは今NMB48の「麻雀てっぺんとったんで!」というアプリでハワイでのお仕事に向けての予選が行われているので、そこの予選を突破することがまず今年一番最初の目標かなと思っています。なので応援してくださったら嬉しいです。よろしくお願いします。(拍手)
最後になりますが、こんなに素敵な生誕祭を開いてくださった生誕委員の皆様やファンの方々に本当に感謝しています。これからもよろしくお願いします。(拍手)
ありがとうございます。終わりです。
※6分2秒
(スピーチ後)
原かれん「おめでとう。ハタチになったんやね。でも本当にまりんは北海道からはるばる大阪に来てくれて、寂しいかもしれないけど、でも寂しいって言わずにいつも練習してる姿を見たり、ほんとにダンスが上手で、で、メンバーが公演で初日だったり、チームさんの公演でわからないことがあったりしたらすぐ助けてくれたり、私も練習しててわからない時にLINEしたらわざわざ駆けつけてくださったりします。
で、本当に優しいので、もうファンの皆さん推してて正解だと思います。何の話やろ?」客笑
褒めて、褒めて。
原かれん「褒めてる。本当に私も大好きです」
ありがとう。
原かれん「すっぴんはちょっと怖いって言われたりするけど」客笑
違う。
原かれん「違う? でも怖いよ」客笑
化粧映えするの。
原かれん「よく言えばそうなんですけど、でも本当に優しいので、大好きです。皆も大好きだと思います」
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