AKB48＠メモリスト

(曲終了後)

犬塚あさな「この3人は私にとって同期みたいな存在なんですよ。一番自分がつらい時を経験して、一緒に私に寄り添ってくれた2人だと思ってるので…」

犬塚、卒業おめでとう。

犬塚が4期生として加入してきた時、「えっ？めっちゃ踊れやんやん。何あれ？ 教える時はちゃんと返事するのに立ち尽くすだけやん。えーマジで何やねん」って思ってました。

でも、いつの公演だったか、久しぶりに犬塚の姿を見たら、めちゃくちゃ踊れてるし、なんならステージで一番輝いてた。っていうかなんか、ギラギラしてました。

全然踊れなくて、人の後ろに隠れていた頃の犬塚とは全然違って、私の知らない間に凄く凄く変わったんだなって気づきました。

でも、私はもっともっとやれたと思う。もっとSKE48として上に行けたと思う。いいものをたくさん持ってるのに、犬塚の優しすぎる性格が逆に邪魔したと思う。

「私は副リーダーだから、みんなより先輩だから」

ちゃんとしなきゃって思うのは凄くいいよ。もちろんそれは凄く大事なことだと思います。

けど、もっとワガママで自分勝手でよかったんやって。もっと正直でよかったと思うし、物分りのいい子になりすぎてたと思う。

この8年間、人のためにいっぱい悩んで、苦しくて、押し潰されそうになった分、これからの人生はもっと自分のことを優先して、誰よりも幸せになってほしい。

ここまで心を開ける人と出会えて本当に良かった。

あの日、新幹線の席で隣に座ってくれてありがとう。キモイとかウザイとか言いまくったけど、そこまで言っても懲りずに仲良くしてくれてありがとう。悩みをたくさん聞いてくれてありがとう。SKE48に入ってきてくれて、本当にありがとう。そして、本当にお疲れ様でした。

犬塚のこれからの人生が誰よりも幸せになることを心から願っています。

犬塚に愛されすぎて、ドン引きして、ひどいことを言いまくった、愛情表現が不器用すぎる内山命より

犬塚あさな「泣くつもりじゃなかったのになー」客笑

「あーやだやだ。はい、ということで、改めて、こんな素敵な私の卒業公演を開いてくださった、関わってくださった皆さん、本当にありがとうございます」拍手

「ということで、命さんからもお手紙をもらって、私もこう手紙の内容を聞きながら色々と振り返っていて。なんだろうな、正直凄く悩んだ時間がきっと凄く長くて。命さんとか香織さんとかには私たぶん、つらい顔をたくさん見せた気がするけど、でも今こうやって、この場に立って感じることは、ほんとに幸せだったなって。8年間という長いようで私にとっては短い気もするこの8年間を振り返っても、幸せだったなと思えるのは、やっぱりほんとに周りの方に恵まれていたからだなと思ってて。

私は選抜に入ったりとか、凄くこう大きな結果を残したわけではないけど、でもたくさんメンバーとかスタッフさんだったり、ファンの方に1人1人から凄くたくさんの愛をいただけたと思っているので、それを思い返すと本当に幸せだったなと思います。

なんだろうな。私の中でやっぱり一番嬉しかったことは美浜海遊祭で昇格できたことと、このチームSでの副リーダーになれたということなんですけど。

たぶん私、このチームじゃないと副リーダーとしてやっていけなかったなと思ってて。ほんとに今のチームSの子みんな凄くあったかくて、ねぇ、1人1人と凄く思い出が出来ていて。このチームでほんとに卒業を出来ることを嬉しく思ってます。ねぇ、ちかちゃん(笑)」客笑

「そう、ほんとに。ねぇ、まっち(笑) そう、本当に、8期生の子たちとはね、そんなに私と関わることが期間的には短かったと思うんですけど、凄く慕ってくれたし、凄く、ねぇ、泣いてくれて、よこにゃんとかもね、凄く可愛がれたなって思うし、お互いに信頼関係っていうのが築けたなって凄く思っててそれも嬉しいなって思ってるし、嶺奈ちゃんとかもね、最初は全然笑えなくて「どうしよう、この子」って思ったけど、私を見ると凄い笑顔になってくれるから、それも凄く嬉しいなって思ったり、ねぇ、あいあいとかもね(笑) たくさん悩んでる子なんですけど、凄く悩んでる子だけど凄いね、ちゃんとした考えを持ってるんですよ、若いのに。だから、凄いなって思うし…」客笑

「順番に言ってるから待ってください。あーちゃんはあれだね、実はあれなんですよ、後輩が入ってくる度に泣きながら自分のね、ポジションとかもそうだし、心配で泣いちゃったりとかする子なんですけど、それでもそうやってね、いつも笑顔でいられるあーちゃんはほんとに大人だし、偉いと思うよ。

ほんとにね、いい子たちばっかりで。樺乃ちゃんもね、凄いペラペラとか言われてるけど全然ペラペラじゃないですよ、ほんとは。

里佳ちゃんとかは同期としてね、一緒にやってきたけど、どうだったかな？ まぁニコイチとして頑張ってたし。私だなみたいな顔しないでください、蘭さん」客笑

「蘭さんは最初は正直どんな人かお互いに凄いわかんなかったっすよね。どうしていいかお互いにこう「どうしよう、どうしよう」っていうのが凄くて」
山内鈴蘭「嫌われてるかも、みたいな」
犬塚あさな「そう、っていう感じだったけど、最近やっとね、仲良くなれて、色んなお話も出来るようになって。これからもよろしくお願いします」
山内鈴蘭「お酒飲みに行こうね」
犬塚あさな「行きましょ、行きましょ、ほんとに。綾巴は、そうだなー、なんか、最初に綾巴と一緒にリーダーと副リーダーになるって言った時に、一番最初だから動揺してたのにもかかわらず、綾巴は私に「一緒に頑張っていきましょうね」ってけっこう強く言ってくれて、私はそれを聞いた時にこのチームを引っ張っていこうって、綾巴と一緒に引っ張っていこうって思えて。それから1年ぐらいかな、経ったけど、ほんとにリーダーが綾巴で、一緒にこのチームを支えてこれたことが誇りだし、嬉しいなと思って、更に綾巴への愛が深まりました(笑)

ほんとに言い出したらキリがなくて、メンバーへもそうだし、ファンの方もね、1人1人語れるよ。語ってあげようか？(笑) っていうぐらい、ほんとにね、たくさん愛を交換できたなと思ってるので、感謝でいっぱいです。なので、この8年間に私はほんとに悔いはありません。本当にありがとうございました」拍手

「ありがとうございます。そして、これからのことについてなんですけど、卒業を決めたきっかけというのも、なんだろうな、私の中で選択肢が出来て。一般の職に就くっていう選択肢ももちろんあったんですけど、やっぱり、私もう小学校4年生の時から芸能界にいるので、芸歴が16年ぐらいになりまして。

やっぱりこう芸能界で活動していたいって思うところで、24歳っていう年のことも考えてはいて、色んなことが重なったんですよ。研究生歴と正規メンの歴がちょうど半々になって、1400日1400日になったタイミングでもありますし、こう私の夢も一歩踏み出すタイミングではあるんじゃないかなと思ったのもあり、だからなんかファンの方がけっこう自分たちのせいなんじゃないかなって思ってる方もいるかと思うんですけど、別にそういうわけじゃなくて、私の夢のための一歩なのでそれは心配しないでほしいなと思うんですけど。

明日からかな、明日の12時から事務所が舞夢プロさんになりまして。私はレポーターだったりとかキャスターさんだったりとか、演技もやりつつそういうお仕事が出来たらいいなと思ってるんですけど、そういう私の気持ちだったり、ちゃんと、なんて言うんだろうな、地に足を付けた活動をしたいなと思った時に、舞夢プロさんと凄くお話をさせていただいた時に、いい事務所さんだなって思うことが出来たので、そこに明日からお世話になることになりました」拍手

「なので、私との約束してほしいんですけど。あのほんとに、Twitterのフォロー外したりとかしないでください」客笑

「ねぇ、ちゃんとTwitterとかインスタとかそのまま続けるので(拍手) ほんとにフォロー外さないでくださいね。ちゃんと一緒に歩んでいきたいなと思ってるし、応援していただきたいなと思ってるので、「アイドル終わった、はいバイバーイ」みたいなノリではほんとにいないでほしいなと思っています。ちゃんと1人1人覚えてるので、もし「あれっ？最近コメントないな」とか「あれっ？最近あの人どうしてんのかな」って思って駅とかで見つけたらほんとに捕まえるからね」客笑

「イェーイって喜ばないで(笑) なのでね、ほんとにこれからも応援していただけたら嬉しいなと思っていますし、私も、命さんも言ってたけど、やっぱりSKEの時は自分をこう隠すというか、守りに出てしまった部分が凄くあったと思っているので、そういう守る自分とはサヨナラして、これからはガツガツ、もうガツガツいってるんですけどけっこう。ほんとにガツガツいって、頑張っていきたいと思ってるので、これからも私と一緒に歩んでいってほしいなと思っていますし、これからも応援しててくれますか？」

客「はーい」

犬塚あさな「もうちょっと声出ると思うんだよなー(客笑) 応援しててくれますか！？」

客「はーい！」

犬塚あさな「返事したからそれ絶対だからね。というわけでほんとに8年間ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いしまーす」拍手

犬塚あさな「最後かぁ～。あんまり実感ないんですけど。ほんとに8年間凄く幸せな時間を皆さんと過ごせてほんとに嬉しかったですし、これからも頑張ろうって思えるのはファンの方のおかげだと思うので、これからも、どうぞこれからも、どうぞどうぞこれからもよろしくお願いします。本当にありがとうございました！」