2016年1月26日
NMB48劇場 チームBII「逆上がり」公演◆仕切り:
日下このみ◆
梅田彩佳からのお手紙あんたん、お誕生日おめでとう。
あんたんと私、お互い人見知りだからめちゃめちゃ今話してるみたいに話すまでちょっと時間がかかったように感じます。
でも、えみちがお休みしてくらいかな? あんたんがえみちの代わりに率先してキャプテンをしてくれて、そこからたくさん話すようになったと思います。
私自身、名ばかりの副キャプテンなのでえみちにもあんたんにもたくさん迷惑をかけました。でも、そばで見ることが多かったから、あんたんが誰より頑張ってたのを知ってます。
前よりもまず大きい声が出せるようになったこと、MCでたくさん喋るようになったこと、「もっとラジオをしたい、喋りたいんだ」と自分がしたいことを明確に言葉で話すようになったこと、踊ってる時に下を向くのが少なくなったこと、後輩にたくさん話しかけたり、リハ大丈夫か聞いたりするところ、5周年の時も「これしたい、あれしたい」と会議に参加した時も発言していたこと。
出会った時、見たことのないあんたんをここ最近たくさん見れてます。それは環境が変えてくれるところももちろんあると思うけど、あんたん自身が変わらないとなれないから、きっと見えないところでたくさん努力していたんだろうね。
この間あんたんが誕生日の時にツイッターで「私は夢ってあってないようなものだと思います」って書いてあったから、「おー、なんだか素敵」と思ったのでメールを送りました。「夢はきっと思い描いてる時はあってないようなものだけど、掴んだ時にハッキリ見えるのかもね」って。
そしたらあんたんから「夢って見て願って叶えて手に入れたり、叶えられなくて手に入れなかったりするから、どちらにしろ元はあっても手に入れたらなくなって、新しい夢を見つけちゃうし、手に入れれなかったらそれは見続けることになるからそうなのかな」ってきました。
凄く凄く前向きな言葉で。だって夢が手に入ったらまた新しい夢を見て、またあってないようなものになるんだもんね。素直にそれを言えるあんたんが変わったなとも思えたし、かっこ良く思いました。
そして、そこで私も卒業発表しました。一応副キャプテンをさせていただいてます。ということは、副キャプテンがいなくなるわけです。大人の方に聞いたり相談しました。みんな、見てる人は見てるんだね。
新しい副キャプテンは井尻晏菜でお願いします。(※客席から「おめでとう」の声援、そして温かい拍手)
これからもたくさん大変なことあるけど頑張ってね。キャプテン、副キャプテンはある意味損なことのほうが多いです。チームにダメなことがあると一番言われるのがキャプテン。褒められる時は逆に何も言ってもらえません。損なことのがたくさんあります。
でも前のチームで私もキャプテンをしてたりしたんだけど、自分の人生でキャプテン、副キャプテンをできるなら絶対絶対しといたほうがいい。もしかしたらきつくなるかもしれません、精神的にも。でも、視野が広がって、考え方も広がって、人の気持ちがわかったり、「こうしよう、これは真似しないどこう」とたくさんの経験ができます。それって凄く人として大きくなれるチャンスだから頑張ってね、あんたん。
以上、
梅田彩佳からでした。

梅田彩佳「一杯噛んじゃってごめんね。ちゃんと言わなきゃと思って一杯噛んじゃった」
井尻晏菜「頑張ります」
梅田彩佳「おめでとう! 副キャプテン、イェー!」
井尻晏菜「ありがとうございます」

◆
お父さんからのお手紙 (代読:
上枝恵美加)
井尻晏菜「パパ、迷惑かけたらあかんって」
木下春奈「しかもパパ、普通に当てて来てるよな(w) 席が関係者席じゃなくて、しかもまぁまぁ前にいるんだよね。いい席当ててきましたね」

お誕生日おめでとう。
晏菜がNMB48に入ってからもう4年が経ったんやね。そのうち3年半はガミガミダメ出しばっかりやったな。
気づいてたか? 半年ぐらい前からダメ出ししない父になってたことを。長文のメールやメッセージもしばらく見てへんやろ? 二十歳も超えて大人になった晏菜にいつまでも仕事に関して親が口出しするのもいけないと考えて、言わんように努力しててんで。ほんまはめっちゃ口出ししたいねんけど。日頃の生活に関してはいつも通り口うるさいおっさんやから晏菜は気づいてへんかったかもしれへんな。
「私は父が大っ嫌いです」から脱却したくて、SKE48さんの「パパは嫌い」を何度も聴いて(w) 女の子の気持ちを理解しようと頑張ってんで。少しは娘の気持ちが理解できるようになったと思うねんけどどうかな?
その甲斐があったんか、時々晏菜から話かけてくれたよな。「バスないねん、迎えに来て」とか(w) 「荷物重いねん、迎えに来て」とか「めっちゃ寒いねん、迎えに来て」とか「焼肉一緒に行こう」とか「美味しいお店見つけてん。一緒に行こう」とか、利用されてる気がせんでもないけど(w) 無いよりはいいな、親子の会話。
晏菜にはこの4年間で色々あったな。レッスンではダンスの先生に「研究生からやり直せ」と言われたり、コンサートでは「井尻、お前はいつまで経っても変わらんな」と言われたり、新聞で先輩には「目立つキャラになるのは一生無理っすね、これは」と言われたり、ラジオでは熱く語る姿が相変わらず気持ち悪かったり(w) 休みの日にはメンバーと地元観光や旅行に行ったり、夢を売る職業やのに夢のない投稿をたくさんしたり。
そんな中、総選挙でのたかみなさんの言葉に凄く感動したのか「今年は勝負の年にしようと思います」と言ったのを覚えてるか? 皆さんに見える形で勝負できたか? また、結果はどうやった? できたこと、できてないこと、やったこと、やってないこと一杯あると思う。できたからいい、やってないからダメってことじゃなくて、自分がしてきたことを立ち止まって振り返り、夢や目標に近づいているのかどうなのかをしっかり見極めることが大切やと思うよ。
父から見た勝負の結果、勝ちは運動会50メートル走1位と紅白歌合戦での映り込み大作戦の大成功かな(拍手) 結構映ってたな、パフォーマンスの部分以外で(w) いつものように家族全員で拍手喝采やったよ。
負けはダンスがイマイチなこと、
すっぴん&メガネがあれなこと(w) 未だにアンチと呼ばれることかな。まだまだあるけど晏菜が一番わかってると思うから言わないでおくわ。
あーそうそう、父が
すっぴん&メガネを知ったんは、日課のエゴサをしてる時やった。画像検索で
井尻晏菜を検索したら結構上のほうに
あの画像が出てきた。今までちゅりさんとかうーかちゃんとか珠理奈さんとかが出てくることはあったけど、あれを見た瞬間
「誰や!うちの子こんな顔面凶器に加工するやつは!」と怒りすら覚えたわ。
まさか無修正やったとは(w)
寝顔がひどいのは知ってたけど、起きててもひどかったよな。正直落ち込んだ。
でも、良かったこともあるねん。1つ目はあの顔でパパが嫌いって言われなかったこと。言われてたら一生立ち直れへんわ(w)
もう1つは嫁の貰い手が無くなったことかな。小さい頃の晏菜の夢はパパのお嫁さんになることやったよな。父の記憶違いかもしれへんけど。
今は声の仕事がしたい、絵の仕事がしたいとか色々夢があると思う。父は正しく努力し諦めなければどんな夢でも叶うと信じてる。成長の伴わない努力は自己満足にすぎひんで。成長するまで努力し続けるんが正しい努力やで。晏菜の努力がいつか実を結ぶこと信じてるし、そのための協力はしようと思う。
そこで絶対に忘れたらあかんことがあるねんな。ぬかるんだ大地ではいくらジャンプしても高くは飛べへん。まずは足元をしっかりと固めてからジャンプしんと、せっかくの力が無駄になるってこと。可能性を伸ばすなら、チャンスを掴みたいなら、今与えられた仕事をきちんとこなすことが大切。ダンスや歌が苦手でも、晏菜に与えられた仕事の基本は劇場公演やと思う。劇場公演の最高のパフォーマンス、最高のMCができてこそNMB48の一員の
井尻晏菜やと思う。成長し続ける
井尻晏菜だからこそ認めてもらえるんやと思う。まだまだ中途半端。よく言えばまだまだ成長途中。のびしろは山ほどある。早く一人前になってな。
今年こそ
井尻晏菜の成長を期待しています。つまりクロスを期待しています(w → 拍手 ※父はSKE48
高柳明音推し)
21歳、手相ランキング26位の今年の活躍に期待してるよ。ファンの皆さんに時間はかかったけど応援してて良かったと言っていただけるメンバーになってな。
最後になりましたが、生誕祭のために多大なご負担をいただいた皆様、劇場やモニター前、DMMなどで見守ってくださる皆様、本当にありがとうございます。遅すぎる娘の成長をもう少し見守ってやっていただければ嬉しいです。
メンバーの皆さん、スタッフ及び関係者の皆様、ワガママでデキの悪い娘ですが、これからもどうぞよろしくお願い致します。
晏菜の父より

井尻晏菜「長々と申し訳ございませんでした」
◆
おばあちゃんからのお手紙 (代読:
上枝恵美加)
上枝恵美加「おばたんのおばーたんからです」
晏菜へ
もう21歳になったんですね。健康でべっぴんさんに育ってくれたことを嬉しく思います。
晏菜は小さい頃から「あーちゃんの作ってくれたおにぎりが一番美味しい」って言ってくれるね。それがとっても嬉しくて、晏菜がくるたびいつも「おにぎり食べるか?」と訊いてしまいます。
おにぎりを頬張る晏菜は小さい頃から全く変わってないね。その姿を見るととても幸せな気分になります。
幸せな気分になるのはもう1つあります。それはテレビに出ている晏菜を見つけた時です。毎年年末になると「今年も紅白で晏菜が見られるのかな」と楽しみにしています。それ以外でも晏菜がテレビに出るのが楽しみで、出ると聞いた番組は欠かさず録画しているよ。
あーちゃんは機械音痴なのでそれを見る前に間違って消してしまって悲しい思いを何度もしています。だからもっともっとテレビに出て、録画しないでもたくさん晏菜を見られるように頑張ってね。
周りの人たちに感謝し、健康に気をつけて、これからも頑張ってください。
21歳のお誕生日おめでとう。
末筆ながら、孫を応援してくださる皆様、生誕祭のためにご尽力いただいた皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございます。図々しいお願いですが、これからも晏菜をよろしくお願いします。
あーちゃんより
◆
ファンの皆さんにメッセージ井尻晏菜「まず最初に今日は素敵な生誕祭を開いてくださり本当にありがとうございます」拍手
「そうですね、私は去年1年やってきて、凄く自分でも前に一歩出られたなと思った1年だったのと、変わってた1年だなーと思ったのが凄い心に残ってて。それはもちろんやっぱり恵美加が休業しちゃって、私がみんなをまとめて。
でも頑張ったのは私だけじゃなくてメンバーみんながチームBIIを支えてくれて、それは梅ちゃんだったりはるちゃんだったりかなきちさんだったりみるきーさんだったりみおりんさんだったりと先輩方はもちろん、はーこやみーれやちっひーや柊、なぎちゃん、もちろんもっとたくさんのメンバーがチームBIIのためにたくさん考えを出して頑張ってくれたから私はここまでこれたんだと思います。
そして、ファンの皆さんが私をここまで成長させてくださったんだなと思います。
私は正直、去年の総選挙は出ないつもりでいました。それは卒業するためでした。私はもう卒業しようと決めて、出ないと心に決めたんですが、ファンの方が「卒業するのはあんたんの道だから止めないけど、ボク僕たちに少しでも応援させて欲しい」と言葉を頂き、総選挙に出させていただきました。
私は正直言って人気があるほうじゃありません。だからファンのみなさんも不安にさせてしまうことが凄い多いと思うんですけど、私は不器用なほうなので自分の気持ちをうまく伝えたりだったりとか、そういうことができません。
でも、そんな私をここまでファンのみなさんが育ててくれました。本当にありがとうございます。
卒業する予定でしたが、私は卒業できない理由ができたので、卒業しません」拍手
「それはもちろん梅ちゃんに頂いた副キャプテンというのもあるんですけど、私自身新しい目標ができました。それはまだちょっと皆さんに言えないんですけど、皆さんが私にたくさん言葉をくださった分、私はそれを恩返しとして皆さんに返していきたいと思うんですけど、それは時間がかかってしまうと思いますが、夢を見ている間はきっと輝いていけると信じているので、私と一緒に夢を見ていただけたら嬉しいです。これからもよろしくお願いします」拍手



Google+より金子剛 2016/01/26 22:4526日(火)
チームBⅡ『逆上がり』公演
本日は、 井尻晏菜21歳の生誕祭~!!
&井尻副キャプテン新任の発表がありましたー!
手紙は、梅田より
「あんたんは、えみちがお休みして代わりに
率先してキャプテンをしてくれました。
私自身、名ばかりの副キャプテンなので、たくさん迷惑をかけました。
でも、傍で見ることも多かったから、
あんたんが誰よりも頑張っていたことを知っています。
自分のしたいことを明確に言葉にできたり、
ダンス中に下を向かなくなったり、
後輩に話しかけていたり、出会った時に見たことのないあんたんを最近見れています。
変わったなと思ったし、かっこいいと思います。
私も、卒業発表をしました。
ということは、副キャプテンいなくなるわけです。
大人の方とも相談しました。みんな見てる人は見ているんだね。
新しい副キャプテンは、井尻晏菜でお願いします。
副キャプテンは、ある意味損なことも多いです。
でも、自分の人生で、キャプテン、副キャプテンを出来るのなら、
絶対絶対絶対経験しておいたほうがいい。
もしかすると、精神的にもきつくなるかもしれない。
でも、視野が広がり、人の気持ちがわかったり、たくさんの経験が出来る。
それは、人として大きくなれるチャンスだからね。
頑張ってね、あんたん。」と現副キャプテンからバトンを引き継ぐ熱い手紙。
井尻家族より
まずは、お父さん、といきたいところですが、
いつも熱い熱いお手紙をご苦労様です。
誠に申し訳ございませんが、割愛させて頂きます。笑
井尻のおばあちゃんより
「もう21歳になったんですね。
小さい頃から、私の握るおにぎりが一番おいしいと言ってくれるね。
そのことがとても嬉しくて、幸せになります。
幸せになれることは、もう一つあります。
毎年紅白歌合戦で晏菜の姿が見れるかなといつも楽しみにしています。
それ以外でも、テレビに出るのが楽しみで、
出演した番組はかかさず録画しているよ。
私は機械音痴だから、録画しなくてもいいように、
いっぱいテレビに出てね。
周りに人に感謝し、健康に気を付けて、これからも頑張ってください。」と心温まる手紙。
本人コメント
「去年は、前進できた1年であり、変化のあった1年でした。
恵美加が休業し、自分がまとめることもありました。
でも、自分だけが頑張ったのではなく、メンバー皆が支え合い
チームBⅡの事を考えたからこそ、やってこられました。
私は、去年の総選挙は卒業するために出ないつもりでした。
ですが、ファンの方が僕たちに応援させてほしいと声を頂き、
総選挙に出させていただきました。
私は、不器用で、自分の気持ちを上手く伝えられないのですが、
ファンの方がここまで連れて来てくれました。
私は卒業できない予定が出来たので、卒業しません。
新しい目標が出来ました。まだ皆さんに言えないのですが、
皆さんが私に言葉を下さった分、恩返しとして返していきたいです。
夢を見ている間は、きっと輝いていけると信じているので、
私と一緒に夢を見てください!」と、自分の言葉でしっかりと語っていました。
おめでとう!
梅田卒業後、副キャプテンのバトンを受け継ぐことになった井尻。
大変なこと、辛いことも増えると思いますが、
その分精一杯21歳を楽しんでください!
公演にお越しくださった皆様、生誕委員の皆様、
誠にありがとうございました。






