序盤3曲は、照れもあったのかわからないが、ちょっとニヤつきながら踊っていた1期生もいたし、踊れるはずの2期生もこなす感じで踊ってる子が何人かいたり。3daysの前2日間はチームに見えたけど、今日のメンバーはチームといった感じはしなかった。個々に踊ってる感じがした。
でも、どういうわけか、全体曲とは対照的にユニットはどの曲も良かった。ユニットの中で1曲選ぶとすれば
井上由莉耶・
松岡菜摘・
若田部遥が踊った「キスはだめよ」が一番良かった。ユニットが本来の実力で、全体曲は単にレッスン時間があまり取れなかっただけの話だったのかもしれない。
ドラフト生の
山本茉央は、ユニット曲は「スカート、ひらり」と「星の温度」に出演。この子はデビュー当時からそうであるが、相変わらずいいポジションを与えられてるといった印象。
4thの選抜に入った後、指原支配人が「茉央はレッスンを凄く頑張っている」と話したり、他のメンバーも同様のことを言っているので、裏では凄く努力してるんだろうなというのはわかるのであるが、客席から茉央さんを見る限り、そういったものが全然伝わってこないのがなんとも。ダンスはまだまだでも自信を持って踊ったり、誰にも負けないような我武者羅さがあったり、客を元気にしようといった強い気持ちがあったりなど、そういった何かしら感じるもの、伝わってくるものがあればいいのであるが、現状はただ自信なさげに踊ってる子にしか見えない。
ポジションがいい分、おそらく茉央さん自身にかかるプレッシャーもハンパないであろう。でも、今のダンスやトークのレベルがどうであっても、チーム8の子のようにもっとステージを楽しめるようになれればいいのになと思う。今の子は成長するまでに時間のかかる子が多いので、茉央さんももっと長い目で見なきゃいけないのかも。
茉央さんのことは全然嫌いとか、そういう気持ちはないし、いいキャラしてると思うけど、現状推され過ぎな感は否めず、これまでHKT48を築いてきた1期生2期生が後ろに回ってしまっていることを想うとモヤっとした気持ちになってしまう。
本日のMVPは
岩花詩乃。1人抜けてよく踊れていた。研究生時代にこの公演をやっていた当時よりも踊れていたのではないかと思うぐらい。公演を通して緊張感の高さが伝わってきた。
若田部遥は、若田部さんらしく最後まで真面目に踊っていたのが妙に印象に残った。いかにも若田部さんらしいといった感じだった。若田部さんは真面目さが売りであると思うけど、ダンスもトークもあと1つ、プラスα何かあればいいのになと思う。
田中美久は、ポジションは後列が多く、前にいる先輩に隠れてしまい見えないことが多かった。3期生のパフォーマンスも楽しみにしていたが、他の子もそれほど良くは見えずにあまり印象に残らなかった。
以前TDCで行われた「見逃した君たちへ」の時も思ったけどPARTY公演はベテランよりも、デビューしたての子たちに合ったセットリストだなと改めて思った。