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村上文香からのお手紙「優美ちゃんへ
お誕生日おめでとう。
出会った頃は12歳だった優美ちゃんがもう16歳。優美ちゃんが「おばさん」と言い放った当時の私は17歳だったよ。月日の流れは恐ろしいね。
この4年間で一番印象に残る出来事は去年の大阪城ホール。嬉しいことの影にはたくさんの涙や悔しさが隠れていることに改めて気がつきました。
でも優美ちゃんはすぐに笑って「おめでとうって言ってきたよ」って教えてくれたことを覚えているかな? 自分も悔しいはずなのに真っ先に「おめでとう」が言える優美ちゃんはいつかのママからのお手紙にもあったように優しくて美しいと思いました。その時から優美ちゃんが素敵なアイドルになるために応援しようと思いました。
優美ちゃんは16歳になって何を思いますか? 2期生、可愛い妹だった優美ちゃんは気がつけばたくさんの後輩ができたね。不器用に、でも一生懸命に、先輩をする姿を見て凄く微笑ましく思います。
チームM公演に出てくれる時も、遠くでは真っ先に手を上げて話そうとしてくれることを知っています。いつも甘やかして邪魔してごめんね。これからも私が悩んだり、落ちこんだりした時に、そのワンちゃんみたいな笑顔で元気をください。みんなを笑顔にしてあげてください。
大好き! LOVE! 愛してる! チュー。
そして優美ちゃんを応援してくださってる皆さん、今日はお手紙を書かせてくださりありがとうございました。これからも10秒でも長く優美ちゃんの不器用な一生懸命な話を聞いてあげてください。少しでも強く背中を押して支えてあげてください。
優美ちゃんの一番のファン
チームM
村上文香より」拍手
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お母さんからのお手紙「優ちゃんへ
16歳のお誕生日おめでとうございます。
NMB48に加入してから3年ちょっとが経ちましたね。あのちんちくりんで幼かった優ちゃんがここまで大きくなったことを嬉しく思います。体だけではなく心も大きく成長したと思います。
この3年ちょっと楽しいことも多かったでしょうが、その反面辛いこともさぞかし多かったことでしょう。何度優ちゃんが涙を流す姿を見たことでしょう。そして何度優ちゃんが自分の足で立ち上がって歩き出す姿を見たことでしょう。
メンバーの誰かが卒業していく度、冗談半分で「優ちゃんはいつ辞めるの?」って訊いたら「なんでやねん」と笑いながらキレてたけど、一度か二度くらいかな? 「う~ん」って元気のない返事が返ってきた時はこの子もそろそろ限界なんだろうかと思いました。
しばらくした後、泣くのを我慢しながら「あんな、私はアイドルになる為だけに頑張ってアイドルになってん。もし今アイドルを辞めたらこの先何をしていいかわからへん。あとな、こんな私でも最初からずーっと応援してくれている人とか最近推しになりましたって言ってくれる人もいるし、やっぱりもう少し頑張りたい」と本心を打ち明けてくれたことがあったよね。単純な言葉だけど、その言葉にはたくさんの想いが詰まっていることをママは気づいていたよ。
結局行き着く先は応援してくださっているファンの皆さんがいるからなんだよね。「自分はもう少し頑張れるはずや、もう少し頑張ったらもしかしたらファンの皆さんに嬉しい報告が出来るかもしれん、もう少し頑張ってみよう」と思いながら頑張ってるんやね。1回でも多くいつ呼ばれてもいいように陰で色んなポジションを覚えようとしている姿には心から尊敬します。
優ちゃん、あなたのアイドル人生は少なからずファンの方々と一緒に歩んできたとママは思ってますよ。加入したての頃なんて自分で化粧ができなくて東京の握手会から帰ってきた優ちゃんをみた時、アイライナーがメチャクチャでビックリして「あんたこんな目でファンの人と握手したん?」って訊いたら「だって自分で描かれへんから手がプルプルやったもん。これでも一生懸命描いてんで。確かにファンの人にはその目どうしたの?って言われたけど」って言ったのをママにはとっても笑える話だったけど、よっぽど悔しかったんでしょうね。
今ではママが優ちゃんに化粧品のことを教えてもらうくらいメイクに詳しくなったし、アイライナーもきれいに引けるようになったし、ファンの人にも「上手くなったね」って誉めてもらえることを喜んでたよね(笑)
色んなことがあったけど、優ちゃんのアイドル人生はまだまだこれからだと思っています。NMB48の
石田優美として優ちゃんらしく、これからも堂々と胸を張って頑張ってってね。ママの最近の推しメンは知穂ちゃんだけど。それでもゆうみんが一番大好きだよ。ゆうみん単推しの人が増えるように頑張ってね(笑)
そして、生誕委員をはじめファンの皆様、スタッフの皆様、メンバーの皆様、毎年ありきたりな言葉で大変恐縮ですが、今年も娘の為に素敵な生誕祭を開いてくださり、そしていつも娘を支えてくださり、本当にありがとうございます。
先程も話しました通り、娘は何度もつまずきそうになりながらも娘なりに頑張ってきました。2期生で入ってきたので3年経った今でも昇格できず、研究生のままなので、いつまでしがみつくの?っていう方もおられるかもしれません。娘だけではなく研究生全員が心に大きな不安を抱えながら、それでもいつかは昇格できると信じて笑顔で頑張っていると思います。
そして、その頑張りが認められたのか、研究生だけの単独コンサートやオリジナル公演などたくさんのチャンスを頂き、娘は前よりも増してイキイキしております。このようなチャンスをくださったスタッフの皆様にも感謝しております。
娘はラジオ番組「じゃんぐるレディOh!」の水曜パーソナリティをるりりんと務めていますが、あのラジオ番組の中で話す娘は家にいる素の娘なので毎回笑いながら、そして滑舌が悪いけど話し方に癒されながら聴いております。良かったら是非聴いてください。
時々腹が立つ態度をする時もありますが、ツンデレなので遠回しに甘えようとしてくる姿がとってもかわいらしく感じることもあります。
村上文香ちゃんが「優美たんはこのまま変わらずに優美たんのままでいてね」と言ってた気持ちがわかります(笑)
16歳になったと言えど、まだまだ甘えん坊な娘ですがこれからも温かく見守ってください。本日は皆さん本当に本当にありがとうございました。
P.S. 研究生の皆様、生誕祭でママが来るからといって「アイス12人分差し入れして」っておねだりしてこないでね(笑) というのは冗談で、これからも皆で頑張ってくださいねー」拍手
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ファンの皆さんにひと言どうぞ石田優美「今日来てくださった皆さん、そしてモニ観覧してくださってる皆さん、DMM配信をご覧の皆さん、こんなに素晴らしい生誕祭を開いていただき本当にありがとうございます」拍手
「私はNMBに入って、3年ちょっと経って、凄い辛いことやたくさんあったんですけど、その中でも一番に励ましてくれるのがファンの皆さんで、ん~ (泣きそう)、ありがとうございます。ごめんなさい、こういうのちょっとね、苦手で。
15歳、ん~色々あったんですけど、ママの手紙の中でもあって、研究生だけでひと公演、神戸コンサートをやらせてもらったり、横浜追加公演で新公演が発表されたりして凄く嬉しかったし、私の中では今の研究生でやれることはあると思ってるし、今の研究生で出張公演に行きたいっていう想いが凄い強くて。
ん~、今の研究生でいい公演にしていきたいって思っています。だからこれからも研究生の応援をよろしくお願いします。
そして、まだまだここでは諦めたくないし、もっと上に行けるようにもっともっと自分を出していって、皆さんにいいご報告をできるように頑張りますので、これからもこんな私なんですけど応援の方をよろしくお願いします」拍手
「ごめんなさい、文章グチャグチャで」